撮影場所は、NHK・作品の公式・自治体・報道で公表されたものだけを載せています。個人のお宅や学校など、撮影のために借りた場所は載せていません。「ロケ地」は撮影した場所、「舞台」は物語の設定の土地、「ゆかりの地」はモデルの人物に関係する場所です。
「ブラッサム」は、2026年9月28日に始まったNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)です。明治・大正・昭和を生きた作家・宇野千代をモデルにした物語で、石橋静河さんが主人公の葉野珠(はの・たま)を演じています。原作はなく、人物名などを一部変えたフィクションとして描かれています。
珠が生まれ育つ舞台は、千代のふるさとでもある山口県岩国市。このページでは、NHKや報道で公表された撮影場所と、千代にゆかりのある場所をはっきり分けて紹介し、旅先で味わいたい岩国の名物もあわせてまとめました。
めぐりたい場所(順次追加予定!)
錦帯橋
珠たちのふるさとの橋として撮影された、5連の木造アーチ橋
ドラマとの関係:2026年4月の岩国ロケで撮影。NHKのドラマ公式アカウントも撮影の様子を紹介
錦帯橋は、岩国市を流れる錦川に架かる、5つのアーチが連なる木造の橋です。1673年に初めて架けられ、国の名勝に指定されています。木材を金具でまとめて組み上げる独特の工法は、架け替えのたびに職人たちが受け継いできました。
ドラマでは、珠たちのふるさとを象徴する場所として登場します。2026年4月に行われた岩国ロケでは、この橋でも撮影が行われ、NHKのドラマ公式アカウントは、葉野家のきょうだいを演じる出演者たちが橋での撮影にのぞんだ様子を紹介しています。
モデルの宇野千代も、この橋をふるさとの誇りとし、「日本一」の橋だと評したといわれます。橋を渡った先の吉香公園には、千代をたたえる顕彰碑が立っています。ドラマの場面を思い出しながら、橋と公園をセットで歩いてみてください。
宇野千代生家
千代が幼いころを過ごした明治の家。本人の希望で昔の姿に復元
ドラマとの関係:モデルの宇野千代が生まれ、幼いころを過ごした家(撮影場所ではありません)
宇野千代が生まれ、幼いころを過ごした明治期の家です。1974年、千代自身の希望で、ほぼ昔のままの姿に復元されました。今はNPOが管理し、一般に公開されています。
家の中には、千代が使った文机や愛用品、直筆の原稿、千代がデザインした着物などが並び、小説を書き、雑誌をつくり、着物のデザインまで手がけた千代の暮らしぶりに触れられます。ドラマで珠の歩みを追っている人には、モデルとなった人物の素顔に近づける場所です。
庭にはもみじが多く植えられ、秋は紅葉が見どころ。秋には夜のライトアップが行われることもあります(実施の有無や日程は事前に確認を)。
火曜日のほか、お盆と年末年始も休みで、それ以外にも公開できない日があります。せっかく足を運んでも入れないことがないよう、出かける前に問い合わせておくと安心です。駐車場の案内も変わることがあるので、車で行く人はあわせて確認しましょう。
岩国学校教育資料館
千代が通った小学校の校舎。明治初めに建てられた和洋折衷の建物
ドラマとの関係:宇野千代が通った岩国尋常小学校の校舎だった建物(撮影場所ではありません)
1871年に藩立岩国学校の校舎として建てられ、のちに岩国尋常小学校となった建物です。宇野千代もここに通いました。千代のほかにも、のちに電気の分野で活躍する藤岡市助や、作家の国木田独歩が学んだことで知られます。
はじめは和風の2階建てでしたが、翌年に3階部分が増築され、アーチ形の窓やよろい戸、白いしっくいの壁といった洋風の意匠が加わりました。明治のはじめらしい和洋折衷の姿は、外から眺めるだけでも見ごたえがあります。
館内では、教科書や子どもたちの作文・詩集など、明治から昭和にかけての学校の資料を展示しています。ドラマで描かれる珠の子ども時代を思い浮かべながら、当時の学びの風景をのぞいてみてください。臨時に休館することもあるので、訪ねる前に確認しておきましょう。
ドラマで岩国の景色が気になったら、まずは錦帯橋へ。木のアーチを渡り、千代が暮らした家や学んだ校舎を訪ねれば、珠の物語がぐっと身近に感じられるはずです。歩き疲れたら、岩国寿司でひと休みしましょう。
山口県には、下関のふぐや瓦そばなど、ほかにも味わいたい名産がたくさんあります。県のページもあわせてどうぞ。