ヴェルニー公園
小栗の胸像が立つ海辺の公園。製鉄所ゆかりの機械も見られる
- ゆかりの地
ドラマとの関係:小栗が建設を進めた横須賀製鉄所の跡を海越しに望む公園で、小栗の胸像がある(撮影場所ではありません)
ヴェルニー公園は、JR横須賀駅のすぐ前、横須賀本港に面した海辺の公園です。フランス式の庭園の様式を取り入れて整備され、バラの花壇や噴水が並びます。園内には、小栗と、製鉄所の建設を指揮したフランス人技師ヴェルニーの胸像があります。
小栗は、幕府の財政を担う立場から、横須賀に製鉄所をつくることを提言しました。建設は1865年に始まり、のちに造船所として、日本の近代化を支える場所になっていきます。最初のドックが完成したのは、小栗の死後の1871年のことでした。
公園の中のヴェルニー記念館では、この製鉄所のために1865年にオランダでつくられたスチームハンマーを見ることができます。金属を打ち延ばすための蒸気の力で動く機械で、1998年に国の重要文化財に指定されました。同じく園内にある「よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸」は、製鉄所の副所長の官舎を再現した施設で、横須賀の近代遺産めぐりの出発点にちょうどいい場所です。
製鉄所の跡は、今は米海軍の基地の中にあり、一般には公開されていません。公園の海沿いの遊歩道から、対岸の基地の方向を眺めて、小栗が思い描いた近代日本の姿を想像してみてください。横須賀市は、公園のガイドツアーも行っています(開催日は市の案内で確認を)。