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大河ドラマこれから放送

大河ドラマ「逆賊の幕臣」のロケ地・ゆかりの地めぐり

幕末の幕臣・小栗忠順の足あとを、横須賀と高崎にたどる

放送
2027年1月10日から(NHK総合ほか)
作品
大河ドラマ 第66作
モデル
幕臣・小栗上野介忠順(1827〜1868年)
主演
松坂桃李(主人公・小栗忠順)
舞台の県
群馬県・神奈川県

撮影場所は、NHK・作品の公式・自治体・報道で公表されたものだけを載せています。個人のお宅や学校など、撮影のために借りた場所は載せていません。「ロケ地」は撮影した場所、「舞台」は物語の設定の土地、「ゆかりの地」はモデルの人物に関係する場所です。

「逆賊の幕臣」は、2027年1月10日から放送されるNHKの大河ドラマです。主人公は、幕末の幕臣・小栗上野介忠順(おぐり・こうずけのすけ・ただまさ)。松坂桃李さんが演じ、脚本は安達奈緒子さんが手がけます。

小栗は1827年、江戸の神田駿河台(今の東京都千代田区)で旗本の家に生まれました。外国奉行や勘定奉行などをつとめ、横須賀に製鉄所をつくる計画を進めた一方、幕府が倒れたあとは領地のあった群馬の権田村へ移り、そこで最期を迎えます。このページでは、小栗ゆかりの地を、近代化の出発点となった横須賀と、晩年を過ごした高崎の2か所に分けて紹介します。放送前のため、撮影場所は公表されしだい書き足します。

めぐりたい場所(順次追加予定!)

ヴェルニー公園

小栗の胸像が立つ海辺の公園。製鉄所ゆかりの機械も見られる

  • ゆかりの地

ドラマとの関係:小栗が建設を進めた横須賀製鉄所の跡を海越しに望む公園で、小栗の胸像がある(撮影場所ではありません)

  • 行き方JR横須賀駅から徒歩1分、京急汐入駅から徒歩5分
  • 季節通年(園内にバラの花壇がある)
  • 注意製鉄所の跡は米海軍の基地の中で、一般には入れない。記念館の開館時間・休館日は事前に確認

ヴェルニー公園は、JR横須賀駅のすぐ前、横須賀本港に面した海辺の公園です。フランス式の庭園の様式を取り入れて整備され、バラの花壇や噴水が並びます。園内には、小栗と、製鉄所の建設を指揮したフランス人技師ヴェルニーの胸像があります。

小栗は、幕府の財政を担う立場から、横須賀に製鉄所をつくることを提言しました。建設は1865年に始まり、のちに造船所として、日本の近代化を支える場所になっていきます。最初のドックが完成したのは、小栗の死後の1871年のことでした。

公園の中のヴェルニー記念館では、この製鉄所のために1865年にオランダでつくられたスチームハンマーを見ることができます。金属を打ち延ばすための蒸気の力で動く機械で、1998年に国の重要文化財に指定されました。同じく園内にある「よこすか近代遺産ミュージアム ティボディエ邸」は、製鉄所の副所長の官舎を再現した施設で、横須賀の近代遺産めぐりの出発点にちょうどいい場所です。

製鉄所の跡は、今は米海軍の基地の中にあり、一般には公開されていません。公園の海沿いの遊歩道から、対岸の基地の方向を眺めて、小栗が思い描いた近代日本の姿を想像してみてください。横須賀市は、公園のガイドツアーも行っています(開催日は市の案内で確認を)。

東善寺

小栗が最後の日々を過ごした倉渕の寺。境内に小栗の墓がある

  • ゆかりの地

ドラマとの関係:主人公のモデル・小栗忠順が晩年に仮住まいし、墓がある寺(撮影場所ではありません)

  • 行き方高崎駅から車で約50分(バスを使う場合は、路線と時刻を事前に確認)
  • 季節通年(例年5月下旬に「小栗まつり」)
  • 注意お寺なので、参拝のマナーを守って静かに。墓所への階段は足もとに注意

東善寺は、高崎市倉渕町権田にある寺です。幕府の役職をすべて解かれ、江戸を離れた小栗は、1868年3月、領地のあったこの権田村に着き、東善寺を仮住まいにしました。境内には小栗の墓があり、手すりのついた階段をのぼってお参りできます。

小栗が権田村で暮らしたのは、わずか65日ほど。近くの観音山に屋敷を建てる計画を進めていましたが、完成することはなく、跡には礎石が残っています。その後、小栗は新政府軍にとらえられ、倉渕町水沼の烏川の河原で処刑されました。最期の地には、顕彰慰霊碑が建てられています。

東善寺には、小栗ゆかりの品が数多く伝わっています。寺の近くでは、アメリカから持ち帰ったといわれるねじなど、こうした品々を公開する記念館の建設が、大河ドラマの放送前の開館を目指して進められています(2026年時点の報道)。開館の時期は、高崎市などの発表を確かめてから出かけましょう。

例年5月下旬には、東善寺などで「小栗まつり」が開かれ、昼市に倉渕の食べ物が並びます。山あいの静かな里なので、ドラマの放送が始まってにぎわう前に、ゆっくり訪ねておくのもおすすめです。

高崎・横須賀で食べたい名物

おっきりこみ

幅広の麺を野菜と煮込む、群馬を代表する郷土の麺料理

おっきりこみは、小麦粉でつくった幅広の麺を、にんじんや大根、里いも、ねぎなどの野菜と一緒に煮込む、群馬県の郷土料理です。麺に塩を入れず、下ゆでせずにそのまま鍋で煮込むので、汁にとろみがつき、体がしんから温まります。

麺の生地を麺棒に巻いて包丁で切り込みを入れることが、名前の由来とされます。県内全域で日常の食事として親しまれてきた料理で、2014年には「群馬の粉食文化・オキリコミ」として、群馬県の無形民俗文化財になりました。倉渕を訪ねた帰りに、高崎のまちで味わってみてください。

海軍カレー

明治の海軍の献立をもとにした、サラダと牛乳を添える横須賀のカレー

明治時代の海軍は、栄養の偏りから起きる脚気に悩まされ、栄養を改善するために、イギリス海軍のシチューにならったカレー味の料理を取り入れたといわれます。これが、日本のカレーライスのルーツの一つとされています。

横須賀では1999年から、まちおこしとして、1908年に海軍がまとめた料理の本のレシピを再現したカレーを出しています。サラダと牛乳をセットにして出すのが決まりで、原則として横須賀市内でしか食べられません。ヴェルニー公園を歩いたあとのお昼ごはんに、ぜひどうぞ。

まわり方のヒント

近代日本の出発点となった横須賀の海と、小栗が最後に暮らした倉渕の山あいの里。2つの土地を訪ねると、ドラマで描かれる小栗の生き方が、ぐっと立体的に見えてくるはずです。横須賀では海軍カレーを、高崎ではおっきりこみを味わって、旅の思い出にしてください。

群馬県と神奈川県には、ほかにも味わいたい名産や、訪ねたい名所がたくさんあります。県のページもあわせてどうぞ。

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参考にした情報

最終更新:2026年10月15日(放送中の作品は、公表された情報にあわせて更新します)