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北海道地方

北海道

冷たい海と広い大地が育てる、力強い味と景色

47都道府県でいちばん広く、日本の面積の2割あまりを占める北海道。冷たい海と広い大地が育てる食材は、どれも素材そのものの力強さがあります。

ここでは、北海道を代表する名産と名所を3つずつ紹介します。家で味わうなら何を選ぶか、旅に出るならどこへ行くか。その手がかりにしてください。

数字で見る北海道

面積

1位/47

83,422.23km²

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人口

9位/47

504.3万人

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面積:国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」2026年7月1日現在
人口:総務省統計局「人口推計」2024年10月1日現在(千人単位)

北海道の名産

カニ

毛ガニ・タラバ・ズワイがそろう北の海の王様。浜ごとに旬がずれる

  • 旬通年(海域によって旬がずれる)

北海道で「カニ」といえば、毛ガニ・タラバガニ・ズワイガニの3種類がおなじみです。なかでも毛ガニは、オホーツク海から太平洋沿岸、噴火湾まで、広い海域でとれるのが特徴です。

おもしろいのは、海域ごとに漁期がずれること。北海道庁の資料では、毛ガニの漁期は宗谷が2〜5月、網走が3〜8月、日高が12月〜翌4月とされています。一年のどこかで、どこかの浜が旬を迎えているわけです。

食べ方は、シンプルな塩ゆでがいちばん。甲羅に詰まったカニみそは身と和えたり、日本酒を少したらして温めたりと、大人ならではの楽しみ方もあります。

お取り寄せには、ゆでてから冷凍した「ボイル済み」と、生きたまま届く「活ガニ」があります。届いてすぐ食べたいならボイル済み、ゆでたての香りを楽しみたいなら活ガニを選ぶとよいでしょう。

いくら

秋鮭の卵をしょうゆ漬けに。ごはんにのせれば、それだけでごちそう

  • 旬9〜10月(秋鮭の水揚げのピーク)

いくらは、鮭の卵を一粒ずつほぐして味付けしたもの。北海道では秋に鮭の水揚げがピークを迎え、9〜10月ごろが最盛期です。

この時期に出回るのが、卵が膜に包まれたままの「生筋子」。ぬるま湯でほぐして、しょうゆやみりんに漬けた自家製のいくらは、秋の北海道ならではのぜいたくです。

定番は、炊きたてのごはんにたっぷりのせるいくら丼。お取り寄せなら冷凍のしょうゆ漬けが一年中手に入ります。解凍は冷蔵庫でゆっくり、が粒をつぶさないコツです。

ジンギスカン

羊肉を専用の鍋で焼く。北海道遺産にも選ばれた道民の味

  • 旬通年

羊の肉を、真ん中が盛り上がった専用の鍋で焼くジンギスカン。北海道では花見や歓迎会など、人が集まる場に欠かせない料理で、2004年には「北海道遺産」にも選ばれました。

味付けには大きく2つのスタイルがあります。あらかじめタレに漬け込んだ肉を焼く「味付け」と、焼いてからタレにつける「後付け」。どちらが好きかで話が盛り上がるのも、北海道らしい光景です。

鍋のふちに野菜を並べると、肉からしみ出たうまみで野菜までおいしく焼けます。専用の鍋がなくても、ホットプレートやフライパンで家でも気軽に楽しめます。

北海道の名所

函館山の夜景

ロープウェイで約3分。海に挟まれた街の灯りを山頂から見下ろす

  • 行き方ふもとから函館山ロープウェイで山頂まで約3分
  • 季節通年(夜景は日没後)

函館山から見下ろす夜景の見どころは、街の両側に海が迫る独特の形。くびれた陸地に灯りが集まり、暗い海との対比がくっきりと浮かび上がります。

日没から夜景に変わるまでの時間帯は、山頂の展望台がとても混み合うと公式サイトでも案内されています。早めに上がって、空の色が変わっていくところから眺めるのがおすすめです。

ロープウェイは点検などで運休する期間もあります。出かける前に、公式サイトで運行状況を確認しておきましょう。

小樽運河

大正時代の運河と石造倉庫。夕暮れにガス灯がともる港町の散歩道

  • 行き方JR小樽駅から徒歩約15分
  • 季節通年(春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色)

小樽運河は1923年(大正12年)に完成した、全長1,140mの運河です。海の沖合を埋め立てて造られたため、まっすぐではなく、ゆるやかに曲がっているのが特徴です。

かつて荷物を運んだ運河沿いには、石造りの倉庫が今も並びます。夕暮れどきには63基のガス灯がともり、倉庫群のライトアップと合わせて、昼とは違う表情を見せてくれます。

運河の端から端までは、ゆっくり歩いて20分ほど。散策のあとは、古い建物を活かしたカフェやレストランに立ち寄るのも楽しみです。

知床五湖

世界自然遺産・知床の森に点在する5つの湖。木道から山並みを望む

  • 行き方知床半島のウトロ側。事前に公式サイトで開園期間と散策条件を確認
  • 季節春〜秋(冬は別の利用方法)

2005年に世界自然遺産に登録された知床。その原生林の中に、5つの湖が点在するのが知床五湖です。

誰でも気軽に歩けるのが、往復約1.6km・約40分の高架木道。シーズン中は無料で散策でき、車いすやベビーカーでも利用できます。

湖のすぐそばまで行ける地上遊歩道は、ヒグマが暮らす森の中を歩くため、時期によって散策の条件が変わります。ヒグマの出没で閉鎖されることもあるので、出かける前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。

広い北海道は、1回の旅ですべてを回るのが難しい土地です。気になる名産をまずお取り寄せで味わって、次の旅先を決めるのも楽しみ方のひとつです。

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参考にした情報