もも
収穫量は全国2位。県内の約半分を占める「あかつき」が看板
福島県のももの収穫量は全国2位。県内で作られるももの約半分を占めるのが「あかつき」という品種です。
あかつきは、県の試験研究機関が栽培方法の改善を重ねてきた品種で、福島が全国に誇るももとして育てられています。
ももは傷みやすい果物なので、お取り寄せは届いたらすぐに状態を確認しましょう。冷やしすぎると甘みを感じにくくなるため、食べる少し前に冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
東北地方
フルーツ王国と、会津の城下町
北海道、岩手県に次いで、全国で3番目に広い福島県。太平洋側から内陸、山深い会津まで、地域ごとに違う気候と文化が育まれてきました。
夏のもも、朝のラーメン、冬の干し柿。福島を代表する名産と名所を3つずつ紹介します。
面積:国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」2026年7月1日現在
人口:総務省統計局「人口推計」2024年10月1日現在(千人単位)
収穫量は全国2位。県内の約半分を占める「あかつき」が看板
福島県のももの収穫量は全国2位。県内で作られるももの約半分を占めるのが「あかつき」という品種です。
あかつきは、県の試験研究機関が栽培方法の改善を重ねてきた品種で、福島が全国に誇るももとして育てられています。
ももは傷みやすい果物なので、お取り寄せは届いたらすぐに状態を確認しましょう。冷やしすぎると甘みを感じにくくなるため、食べる少し前に冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
もちもちの平打ち縮れ麺。朝から食べる「朝ラー」の文化も
喜多方ラーメンの特徴は、水分を多く含ませて寝かせる「平打ち熟成多加水麺」。もちもちとした食感の縮れ麺です。
スープはしょうゆ味が一般的で、塩味も人気。煮干しと豚骨を合わせたものなど、お店ごとに工夫があります。
喜多方には、朝にラーメンを食べる「朝ラー」の文化があります。夜勤明けの人や早朝から農作業をする人の食を支えてきたといわれ、今も朝7時から営業するお店があります。
お取り寄せの生麺セットなら、家でも平打ち麺のもちもちとした食感が楽しめます。
硫黄でいぶして干した半生の干し柿。とろりとした甘さ
あんぽ柿は、渋柿を硫黄でいぶしてから乾かした干し柿。表面は乾いていても中は半生でやわらかく、あざやかなオレンジ色が特徴です。
1922年(大正11年)、今の伊達市にある五十沢地区の生産者が、硫黄でいぶしてオレンジ色に仕上げる方法に成功しました。2023年には「伊達のあんぽ柿」として、国の地理的表示(GI)に登録されています。
晩秋から初冬にかけて、干し場に柿がずらりと並ぶ「柿ばせ」の景色は、地域の冬の風物詩です。そのままでも、薄く切ってクリームチーズと合わせても楽しめます。
冷凍庫で凍らせると、シャーベットのような食感でも楽しめます。
日本で唯一の赤瓦の天守閣。春は約1,000本の桜に包まれる
会津若松市の鶴ヶ城は、2011年に赤瓦の姿に復元された、日本で唯一の赤瓦の天守閣で知られています。
春には、ソメイヨシノやヤエザクラ、シダレザクラなど約1,000本の桜が咲きそろいます。桜まつりの期間中は、夜桜のライトアップも行われます。
天守閣の上からは、城下の町並みと桜を見下ろす景色が楽しめます。
茅葺き屋根が並ぶ街道の宿場町。名物はねぎ1本で食べるそば
大内宿は、会津と日光を結ぶ会津西街道の宿場町として整えられた集落です。約30軒の茅葺き屋根の家が、今も街道沿いに並んでいます。
1981年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれました。集落の奥の高台にある見晴台からは、茅葺き屋根が並ぶ景色を一望できます。
名物は、長ねぎを箸の代わりにして食べる「ねぎそば」。ねぎをかじりながらそばをすする、ここならではの食べ方です。
冬は雪が多い地域で、茅葺き屋根に雪が積もる景色が見られます。車で出かけるなら、冬用タイヤの準備を忘れずに。
噴火が生んだ色とりどりの沼。探勝路で青と緑の水面をめぐる
五色沼は、1888年(明治21年)の磐梯山の大噴火でできた湖沼群です。山の崩落で川がせき止められ、たくさんの沼が生まれました。
沼ごとに湖底にたまった火山由来の鉱物や、水に溶けた成分が違うため、青や緑などさまざまな色に見えます。光の角度や天気によっても色が変わります。
沼をめぐる探勝路は全長約3.6kmで、歩いて1時間半ほど。いちばん大きな毘沙門沼では、磐梯山を背景にエメラルドグリーンの水面を眺められます。
鶴ヶ城と大内宿、喜多方は会津地方に、五色沼は磐梯山の北側の裏磐梯にあります。会津若松を拠点にすれば、城下町、宿場町、ラーメンの町をつないで回れます。家で味わうなら、夏はもも、冬はあんぽ柿と、季節ごとのお取り寄せで福島の旬を追いかけるのも楽しみです。
夏のもも、冬のあんぽ柿、朝のラーメン。福島は、季節と時間帯ごとに楽しみがある土地です。