さくらんぼ
収穫量は全国1位。初夏だけの「赤いルビー」佐藤錦
山形県のさくらんぼの収穫量は全国1位。農林水産省の資料では、令和6年の全国の収穫量のおよそ4分の3を山形県が占めています。
代表的な品種は、つややかな赤色から「赤いルビー」とも呼ばれる佐藤錦。佐藤錦よりひと回り大きく、1〜2週間ほど遅れて実る紅秀峰など、品種によって時期と味わいが少しずつ違います。
旬は6月中旬から7月中旬ごろ。日持ちしにくい果物なので、お取り寄せは届いたら早めに味わいましょう。
東北地方
さくらんぼの赤と、山あいの湯けむり
蔵王をはじめとする山々に囲まれ、盆地ごとに独自の文化が育った山形県。果物の産地としても全国に知られています。
さくらんぼの収穫量は全国1位で、全国のおよそ4分の3を山形県が占めます。果物、ブランド牛、秋の鍋料理。名所とあわせて3つずつ紹介します。
面積:国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」2026年7月1日現在(境界未定地域を含むため参考値)
人口:総務省統計局「人口推計」2024年10月1日現在(千人単位)
収穫量は全国1位。初夏だけの「赤いルビー」佐藤錦
山形県のさくらんぼの収穫量は全国1位。農林水産省の資料では、令和6年の全国の収穫量のおよそ4分の3を山形県が占めています。
代表的な品種は、つややかな赤色から「赤いルビー」とも呼ばれる佐藤錦。佐藤錦よりひと回り大きく、1〜2週間ほど遅れて実る紅秀峰など、品種によって時期と味わいが少しずつ違います。
旬は6月中旬から7月中旬ごろ。日持ちしにくい果物なので、お取り寄せは届いたら早めに味わいましょう。
置賜地域で育つブランド牛。駅弁は120年続くロングセラー
米沢牛は、米沢市を中心とした置賜地域で育てられる牛肉。2017年に国の地理的表示(GI)に登録されました。
品質と味の良さで古くから評価され、米沢牛を目当てに米沢を訪れる観光客も多くいます。米沢駅の米沢牛の駅弁は、120年続くロングセラーです。
すき焼きやステーキはもちろん、しゃぶしゃぶでも脂の甘みが楽しめます。贈り物にも喜ばれる、山形を代表するごちそうです。
すき焼きにするなら、割り下は控えめに。肉そのものの甘みをしっかり味わえます。
里芋と牛肉をしょうゆで煮る秋の鍋。河原で囲む芋煮会が名物
芋煮は、里芋とねぎ、牛肉を、しょうゆベースの甘めの味つけで煮込む山形の鍋料理です。一部の地域では、みそで味をつけるところもあります。
秋から冬にかけては、河原などに集まって大きな鍋を囲む「芋煮会」が各地で開かれます。屋外で作って食べるのが、山形の秋の風物詩です。
里芋のねっとりとした食感と、牛肉のうまみがしみたつゆが魅力。お取り寄せの芋煮セットなら、家でも手軽に山形の秋を味わえます。
残ったつゆにカレールウとうどんを加えて締めにするのも、山形でおなじみの楽しみ方です。
1015段の石段の先に、崖に張り出す五大堂。芭蕉ゆかりの寺
山寺の名で親しまれる立石寺は、860年(貞観2年)に慈覚大師円仁が開いたお寺です。
参道の石段は全部で1015段。崖から空中に浮かぶように建つ五大堂は、山寺を代表する眺めです。石段の往復には1時間半ほどかかります。
松尾芭蕉がこの地で「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだことでも知られています。静かな山の空気の中を、一段ずつ登ってみてください。
川沿いに木造の宿が並ぶ大正ロマンの温泉街。ガス灯の夜景
銀山温泉は、江戸時代初期に栄えた延沢銀山で働いていた人によって見つけられたと伝わる、約500年の歴史をもつ温泉です。
大正から昭和にかけて、銀山川の両岸に木造多層建築の旅館が建ち並び、今のレトロな町並みができました。夕暮れになると、橋のたもとのガス灯に明かりがともります。
豪雪地帯ならではの雪景色も見事。着物や袴を借りて散策すれば、大正ロマンの雰囲気がいっそう楽しめます。
日帰りでも、共同浴場で温泉の雰囲気を味わえます。
雪と氷が木をおおう冬だけの景色。ロープウェイで樹氷原へ
蔵王の樹氷は、アオモリトドマツに水滴や雪がくり返し凍りついてできる、冬だけの景色です。氷点下の気温、日本海からの湿った季節風、アオモリトドマツの森という3つの条件がそろって、はじめて生まれます。
見頃は1月下旬から2月下旬ごろ。蔵王ロープウェイで地蔵山頂駅まで上がると、展望台から樹氷原を360度見渡せます。
夜には樹氷のライトアップが行われる日もあります。開催日は年によって違うので、出かける前に確認しておきましょう。
山寺と蔵王は県庁所在地の山形市の近くに、銀山温泉は県の北部、尾花沢市にあります。季節によって楽しみが大きく変わる県なので、さくらんぼの初夏、芋煮の秋、樹氷の冬と、時期を決めてから旅の計画を立てるのがおすすめです。
初夏のさくらんぼ、秋の芋煮、冬の樹氷。山形は、季節ごとに訪れる理由が増えていく土地です。