宮城県の名産
牛たん
厚切りを塩で寝かせ、炭火でじっくり。麦飯とテールスープが定番
仙台の牛たん焼きは、1948年に料理人が、それまで捨てられていた牛の舌をおいしく味わう調理法を考えたのが始まりと伝わります。
厚切りにした牛たんに細かな切り込みを入れ、塩をふって数日間寝かせてから、炭火でじっくり焼き上げます。かむたびに香ばしい肉汁があふれるのが魅力です。
お店では、麦飯とテールスープを添えるのが定番。お取り寄せの牛たんも、フライパンで焼くだけで手軽に楽しめます。
厚切りなら、しっかり焼き色がつくまで焼いて、レモンを少し搾るとさっぱり食べられます。
かき
生で食べられる割合が高い宮城のかき。松島湾などで育つ
宮城県はかきの養殖がさかんで、松島湾や万石浦、石巻湾、牡鹿半島の周辺などで育てられています。
宮城県のかきは、生で食べられる割合が高いのが特徴。生でも食べられるほどきれいな海で、1〜2年かけて育てられます。全国のかき産地に送られる「種がき」の、国内有数の産地でもあります。
お取り寄せでは、殻つきのかきを蒸したり焼いたり、むき身をかきフライや鍋にしたりと、楽しみ方はさまざまです。
生で食べるなら、パッケージの「生食用」の表示を確かめて選びましょう。加熱用のかきは、中までしっかり火を通して食べるのが基本です。
ずんだ餅
枝豆をすりつぶした緑のあんを、つきたての餅にからめて
ずんだは、熟す前の緑色の枝豆をゆでてすりつぶし、砂糖を混ぜて作るあん。これをつきたての餅にからめたのが、ずんだ餅です。
もともとは枝豆がとれる7〜9月に作られていましたが、枝豆を冷凍して使えるようになり、一年中楽しめるようになりました。
ほんのりした豆の香りと、粒の残る食感が魅力。お取り寄せではずんだ餅のほか、ずんだあんだけを買って、アイスやトーストにのせるのもおすすめです。
ずんだあんは乾きやすいので、食べきれない分はラップで包んで冷凍しておくと便利です。
宮城県の名所
松島
大小260余りの島が浮かぶ日本三景。遊覧船で島々を間近に
大小260余りの島々が浮かぶ松島は、京都の天橋立、広島の宮島と並ぶ「日本三景」のひとつです。
島めぐりの遊覧船は、湾内を約50分で一周する定番のコースのほか、もっと短いコースもあります。海の上から、形の違う島々を間近に眺められます。
遊覧船の乗り場は、松島のシンボル・五大堂のすぐ近く。伊達政宗が造営したと伝わる五大堂とあわせて、海辺の散策を楽しめます。
遊覧船のあとは、海沿いを歩きながら島々を眺めるのもおすすめ。朝や夕方は光の向きが変わり、昼間とは違う景色に出会えます。
鳴子峡
高さ100mを超える断崖の渓谷。秋は紅葉と橋の絶景
鳴子峡は、高さ・幅ともに100mを超える断崖が続く、深い渓谷です。
見どころは秋の紅葉。見晴台やレストハウスの展望デッキから、渓谷にかかる大深沢橋と紅葉を一緒に眺めるのが定番の絶景です。
渓流沿いの遊歩道は、一部の区間が通行止めになっていることがあります。歩ける区間を事前に確認しておきましょう。紅葉の時期は国道が混みやすいので、時間に余裕をもって出かけるのがおすすめです。
蔵王の御釜
エメラルドグリーンの水をたたえる火口湖。蔵王連峰のシンボル
御釜は、刈田岳、熊野岳、五色岳に囲まれた火口湖。エメラルドグリーンの水をたたえ、蔵王連峰のシンボルとされています。
刈田岳の山頂から眼下に見渡せるほか、蔵王ハイラインの終点にある展望台からも眺められます。
山の上は天気が変わりやすいので、晴れた日を選んで出かけたいところ。蔵王エコーラインは毎年11月初旬から4月下旬まで一部の区間が冬期通行止めになるので、時期にも注意しましょう。
松島や鳴子峡へは電車で、蔵王の御釜へは車で足をのばせます。家で味わうなら、牛たんとかき、ずんだ餅をそろえて、宮城の定食とおやつを一度に楽しむ食卓もおすすめです。
炭火の牛たん、冬のかき、夏のずんだ。宮城は季節ごとに、食べに行きたくなる理由がある土地です。