立山黒部アルペンルート
富山と長野を結ぶ山岳ルート。春は雪の壁「雪の大谷」が名物
立山黒部アルペンルートは、富山県の立山駅と長野県の扇沢駅を結ぶ、全長37.2kmの山岳観光ルート。ケーブルカー、高原バス、ロープウェイ、電気バスなどを乗り継いで、北アルプスを越えていきます。
中心となる室堂は標高2,450m。春の開通直後には、除雪でできた雪の壁の間を歩く「雪の大谷ウォーク」が楽しめます。2026年は4月15日に全線が開通し、雪の壁の高さは12mでした。
富山から長野まで通り抜けると、休憩を含めて片道6〜7時間ほど。日帰りで往復するより、どちらかの側で1泊する計画がおすすめです。
室堂の気温は、平地より12〜15℃ほど低くなります。夏でも上着を用意しましょう。混雑する時期は当日券が買いにくくなることがあるので、Webで事前にきっぷを購入しておくと安心です。
五箇山の合掌造り集落
今も人が暮らす合掌造りの集落。白川郷とともに世界遺産
五箇山は、南砺市の山あいにある地域。合掌造りの家が残る相倉と菅沼の2つの集落は、1995年に岐阜県の白川郷とともに「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録されました。
合掌造りの家は、相倉に20棟、菅沼に9棟が残り、今も人々が暮らしています。冬は2〜3mもの雪が積もる土地で、急な茅葺き屋根が雪国の暮らしを物語っています。
相倉には合掌造りの民宿もあり、泊まって山里の夜を過ごすこともできます。季節ごとにライトアップも行われます。
集落は、観光地である前に人々の暮らしの場。家の敷地に入らない、静かに見学するなど、マナーを守って訪ねましょう。なお、菅沼にある資料館のひとつは、2026年7月の火災で当面休館しています。
黒部峡谷
深いV字の峡谷を、トロッコ電車で宇奈月から欅平へ
黒部峡谷は、黒部川が削り出した深いV字形の峡谷。国の特別名勝・特別天然記念物に指定されています。
峡谷を走るのが、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車。宇奈月駅から終点の欅平駅まで約20km、片道1時間20分ほどかけて、切り立った崖や鉄橋を眺めながら進みます。
2024年の能登半島地震などの影響で、しばらく途中の駅で折り返す運転が続いていましたが、2026年10月1日に欅平までの全線で運行が再開されました。ただし欅平では復旧工事が続いていて、駅とビジターセンターの外には出られません(2026年10月時点)。
トロッコ電車は冬の間は運休し、2026年の営業は11月末までの予定です。運行状況や予約は、公式サイトで確かめてから出かけましょう。